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矯正症例89 下顎前突傾向を伴うAngleⅠ級叢生、秋田市、北秋田市、能代市、大館市、潟上市

初診時12歳3か月 性別女性 診断名:下顎前突傾向を伴うAngleⅠ級叢生 抜歯部位:上下顎左右4番 TADを併用したマルチブラケット法による歯列矯正 治療期間3年4か月、来院回数29回 治療費総額930,000円(税込み)

矯正症例89 下顎前突傾向を伴うAngleⅠ級叢生、秋田市、北秋田市、能代市、大館市、潟上市
矯正症例89 下顎前突傾向を伴うAngleⅠ級叢生、秋田市、北秋田市、能代市、大館市、潟上市

 動的治療終了時の写真が少し黄色くなっています。実際はこんなに黄色くありません。カメラの設定で黄色く映っています。
 表に装置を貼る矯正が終わったらホワイトニングをお勧めしています。裏側矯正は矯正治療中でもホワイトニング可能です。
 当院のホワイトニングは強力ですよ。かなり白くなります。いろいろ調べて試行錯誤して今のホワイトニングにたどり着きました。某大手ホワイトニングチェーン店で8万かけてやったけど白くならなかったという方が当院で2万前半の金額でやって、白くなって大喜び。そんなことが何度かありました。

 12歳で開始なのに治療期間が3年4か月もかかってしまいました。その理由は患者さんの都合で来院の間隔が空いてしまったからです。この患者さんのように来院可能は土曜日だけとか、来院可能な日がどうしても限られる方は治療期間が長引きます。
 この12歳で矯正治療開始の患者さんの例からも分かります。
12歳で動きの遅い歯はありませんから、矯正の治療期間は個人差大きい理由は、一般的に言われている患者の年齢、性別等の生物学的な背景だけではありません。患者の社会的背景が大きく関係します。

 話は代わります。
私の矯正症例には患者の来院間隔が標準的でありながら、治療期間が少し長い症例がこのところ多かったので、自分の矯正テクニックに少し疑問を持っていました。もしかして、どこかおかしなことしているのではないか?という疑問(不安)です。
 その理由はYouTube、その他ネットで見れる他院の症例に歯治療期間がとても短いものが多く見受けられたからです。例えば、ある歯科医のYoutubeチャンネルでは20歳代の患者の矯正治療が全て2年以内で終了しています。その先生のチャンネルを見た時その治療期間の短さが信じられませんでした。自信を無くしかけながら、そんなに短いのもおかしい、自分はしっかりやっているから自分と同じく期間が長くなっても不思議はない筈だ。あの先生の症例は短いのが多すぎるのはおかしいのではないか?そんな疑問を持っていました。
 ところが先日ある矯正専門医のセミナーを受講し、その専門医の症例を拝見しその疑問が解決しました。セミナーで拝見した症例はどれも、それなりに期間を費やしていました。20歳台で3年前後でした。当院と同じ治療期間でした。ですから、私の症例は遅いわけではありません。前出のYoutubeチャンネルの症例がおかしいのです。


歯列矯正には以下のリスクを伴う場合があります。

1最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。

  1. 2歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  2. 3装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  3. 4治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  4. 5歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。ブラックトライアングルの出現があり得ます。
  5. 6ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  6. 7ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  7. 8治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  8. 9治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  9. 10様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  10. 11歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  11. 12矯正装置を誤飲する可能性があります。
  12. 13装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  13. 14装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  14. 15装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  15. 16あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  16. 17治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  17. 18矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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