ヒアルロン酸注入とは
加齢や歯を失うなど、お口の中の変化により、口もとのしわが目立ってしまうことがあります。お肌やお顔つきなどは年相応であっても、しわひとつでその方の印象は大きく変わります。そのような外見上の変化を改善するために、しわを目立たなくさせる方法、それがヒアルロン酸注入です。
しわの目立つ付近にヒアルロン酸のソフトジェルを注入することで、メスを使うことなく短時間で施術が完了し、自然な仕上がりになります。
注入後は、すぐに治療の結果をその場でご確認いただけるうえ、ダウンタイム(回復時間)もほとんどありません。また、施術をするときは、お口の中から麻酔(口腔内麻酔)をしますので、美容外科などで行なう表面麻酔に比べ、注射時や施術中の痛みを抑えられます。
注入箇所、ヒアルロン酸の種類、患者さんの体質などにより持続性は異なりますが、永久に持続することはないので、効果を保つには継続して注入していただく必要があります。
「歯の治療には満足したけれど、口もとが気になる…」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
気になるほうれい線にはヒアルロン酸注入
5~10歳老けてみえるほうれい線。
個人差はありますが、ほとんどの方が当日中にハリ効果を感じています。
口腔内麻酔ができるのは歯科医師だけ!
また口腔内麻酔により、痛みはほとんどありません。
針を一切使わないヒアルロン酸セラピー
お口周りのしわ、たるみ、
ほうれい線を改善します。
美容機器Elastic-G1を使い、針を一切使わないヒアルロン酸セラピーを行なっています。
Elastic-G1は、産学連携で開発された純国産の複合美容機器で、エレクトロポレーション技術を備えています。エレクトロポレーション・EMS・LED・高周波・クライオの5種の機能があり、美容外科・美容皮膚科など医療機器として広く普及しています。
ヒアルロン酸導入 3,000円(税別)
【オプション】プラセンタエッセンス 500円(税別)
エレクトロポレーション
電子穿孔(せんこう)理論を美容に付加したものです。電子穿孔理論は、ハーバード大やマサチューセッツ工科大などの研究所で確立され、おもに遺伝子組織や抗がん剤投与への応用が期待されている画期的な技術です。
痛みが一切ない電子穿孔法という技術を応用した電気パルスを与えることにより、有効成分の浸透効率を高めます。一時的に細胞と細胞の間に隙間を作り、基底層や真皮に必要な成分を直接送り込むことができ、コラーゲンヒアルロン酸などの美容成分を肌深部へ浸透させられます。
EMS
筋肉部に働きかけることで筋肉運動が起こり、肌を引き締め、ハリ感や弾力感を実感できます。
また、肌の新陳代謝を活性させたり、引き締めを促します。
LED
LEDは炎症の鎮静や、にきびのアクネ菌除去に効果を発揮します。血行促進・新陳代謝の活性化のほか、美容液の浸透を強める効果が期待できます。
トータルなエイジングケアで本来の美しさを引き出し、お肌のお悩みを解消し、美肌へと導いていきます。
高周波
高周波は電極間の最短距離を流れようとする特徴があります。高周波を生体組織に流すと、高周波の特徴と生体組織の電気抵抗によってエネルギーの流れやすい部分が決まり、そこで発熱します。
それにより皮膚の奥までマッサージ効果が行き届き、肌荒れの改善や皮膚の回復を助けます。
クライオ
お肌を冷却することにより毛穴を引き締めます。いったんお肌を冷やすことで血流が増大し、持続性のある温熱効果により皮膚の代謝がよくなります。
クライオによる美容法は、「人間本来の自己治癒能力を引き出すきっかけをつくる」といわれています。
ヒアルロン酸注入Q&A
ヒアルロン酸は、どのような症状に効果がありますか?
ヒアルロン酸は保水力に優れ、肌に潤いを与えます。しわやほうれい線が気になる部分に注入することで、皮膚の内部から肌が持ち上げられ、症状が目立たなくなります。肌のハリに効果的です。
注入後の効果はどれくらい続きますか?
注入する部位やヒアルロン酸の種類、また個人差にもよりますが、しわの治療であれば数ヵ月~1年ほどの効果が見込まれます。インターバルを空けながら注入を繰り返すことで、効果がより持続しやすくなります。
治療中に痛みはありますか?
当院では、口腔内麻酔(お口の中から行なう麻酔)を採用しているので、美容外科などで行なう表面麻酔に比べ、注射時や施術中の痛みはほとんどありません。口腔内麻酔ができるのは歯科医師だけです。
ヒアルロン酸で、アレルギーが出ないか心配です。
ヒアルロン酸は、保水や細胞のクッションのような役割を果たしており、もともと体内に存在している成分です。そのため、注入してもアレルギーが出ることはほとんどないのでご安心ください。
- ・審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・注入の際は細い注射針を使用するので、内出血を起こす場合があります。通常はメイクで隠れる程度ですが、大切な用事の前などには避けていただくことをおすすめします。
- ・入浴や運動などで、注入した部位の血流が良くなると、腫れ、赤み、かゆみが生じることがあります。そのため治療後24時間は、激しい運動、長時間の日光浴、サウナ、飲酒などはお控えください。
- ・治療効果には個人差があります。効果がすぐに実感できる方もいれば、なかなか現れないという方もいます。
- ・治療効果は長期間持続するものではありません。持続期間は、注入部位や注入量などによって異なりますが、約半年~1年です。
- ・ヒアルロン酸を用いた歯肉再生治療については、症状によってはご提供できない場合があります。歯周病や歯肉炎などにかかっており、歯肉の状態が悪い場合、まずは歯肉の治療から始めます。