第39回特定非営利活動法人日本ベッグ矯正歯科学会大会依頼口演
2017年10月8日新潟市で第39回特定非営利活動法人日本ベッグ矯正歯科学会大会が開催されました。会場は新潟市にある新潟県歯科医師会館でした。
今回こちらで依頼口演をしてきました。演題は『治療開始年齢の遅い2症例』でした。
演題は2症例となっていましたが、スライド作っているうちに3症例になり、実際は3症例の発表です。
内容はAngleclassⅢの3症例、ともに年齢が比較的遅い、一人は30代前半2人は40代前半の女性です。3症例の違いはウルトラローアングル、アベレージアングル、ウルトラハイアングルの違いです。
3症例とも下顎5番抜歯です。3級ゴムを使用せず、下顎水平ゴムだけでどのような下顎第一大臼歯の移動をするかの比較です。
比較からいくつか注意点が改めて解りました。
その報告と、年長者の歯列矯正に関して治療期間の短縮にMIA(micro inplant anchorage)が有効でslowextractionに関しての考察(7㎜ルール)でした。
他にも臨床上の触れたいことがありました(KBTブラケットシステムに限らずSWAにおけるブラケットポシショニングの注意、KBTにおけるワイヤーの選択等)が時間が限られていたので触れませんでした。
そちらに関しては来年2月の盛岡での勉強会で詳し~く、お話しさせてもらいます。
2015年では帰りの電車の都合で依頼口演を急遽1番へ変更して頂きありがとうございました。
今回も最初にして頂き大会実行委員をはじめ関係者の方々のお心遣いありがとうございました。
でも2017年は大会翌日が祝日なので新潟にもう一泊して帰りました。
写真は新潟駅にあるぽん酒館です。500円でお猪口を借りて、5枚のコインをもらってお猪口一杯をコイン1枚で利き酒できるシステムです。すごい銘柄数です。100銘柄ぐらいありそうです。いろいろ飲んだのですが、私が気に入ったのは日本酒で漬けた梅酒でした。
今までにない梅酒でした。懐かしい銘柄の、藤ノ井、天神囃子も頂きました。家内は『スキー正宗』が思い出の銘柄らしいのですが、知る人ぞ知る銘柄ですね。
写真の奥にファーストクラスの利き酒と書いてあるのが見えますか?奥の一角に冷蔵庫から出してくれるカウンターコーナーがありましてそこで琥珀色の日本酒、古酒をやりました。どうせならと7年物の古酒を味わいました。日本酒でありながら別ジャンルですね。古酒は年月を置かないと出ないうまさです。
新潟の日本酒はどのお酒もおいしいのだと思います。ですが、ぽん酒館のように集まると新潟の酒造りの歴史と情熱を感じ、利き酒に味わい深さが増します。
新潟の名所を発見しました。