クインテッセンス出版発刊の『矯正YEAR BOOK 2020』に論文が載りました
日本ベッグ矯正歯科学会から書かないか?とお誘いがあったので書きました。『KBテクニックによる成人反対咬合の症例』というタイトルで書きました。新潟の藤巻先生と2人で一つずつ書いています。私が代表となりましたので、『はじめ』と『まとめ』も私が書きました。
矯正専門医に外科手術必要だと言われた患者を我々一般臨床開業歯科医が外科手術を併用せず、通常の矯正治療のみで歯列矯正を終えている。といったことを書いてあります。同業者の方お読みください。下顎前突での外科矯正か否かの診断基準を数値を用いて明記してあります。
外科手術併用でなくとも矯正できるのに矯正専門医が手術併用で矯正している。
こんなこと書いてい良いのかな??と大いに不安になりました。なにせ、誰も書いていなかったことですから。でも、書きました。一般臨床開業医だからこそ書ける内容です。
この論文を書いて大変勉強になりました。矯正に関しての勉強ではなく、自分にかけている、ところです。どの立場からものをいうか。自分がどの立ち位置にいるか?の視点が大いに欠けている点です。