矯正症例56 治療の開始時期 上顎前突 叢生|ブログ|患者さんに寄り添った歯列矯正、インプラント治療なら能代にあるよつじ歯科医院

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矯正症例56 治療の開始時期 上顎前突 叢生

矯正症例56 治療の開始時期 上顎前突 叢生
矯正症例56 治療の開始時期 上顎前突 叢生

 開始年齢22歳2か月 主訴:審美障害 診断angleclassⅠ 上顎前突 性別女性 抜歯部位 上下左右4番 治療期間2年8か月

治療費総額760,000円(税別)

kbtマルチブラケットシステムを使用しました。


 この症例も装置の特性が原因で治療期間が長くなってしまいました。2019年6月現在KBT装置を使用の患者は3人を残すだけとなりました。


 それ以外の患者の内訳は、患者の3割が舌側矯正で7割がエッジワイズ装置を使用しています。ベッグテクニックから始まった矯正がこのように変化しているのは時代の要請なのです。患者さんの望む矯正を行っていくとこのようになります。

 

 装置とテクニックの話になると患者さんにとってどうでもよい話となります。そんな話がしばらく続いたので今回は、当院の目指す矯正と子供の矯正の開始時期についてお話しします。


 当院では最短期間の矯正を目指しています。できるだけ短い期間で治療を終えて、抜群の術後安定を安定を目指します。そうすると、子供の矯正は12歳前後の開始が最適といえます。12~13歳で8番(智歯)を除いた永久歯列が完成するからです。これは矯正の常識です。


 ところが、当院では矯正の相談、歯並びの相談に来院するのは成人が9割を越えます。


 未成年が1割弱です。6,7歳の子供で相談に来るのは非常に少ないです。

少ないながらも6,7歳で相談に来る理由は、この年齢で前歯が乳歯から大人の歯へ交換するからで、交換した永久歯(前歯)の並びが変だと親に連れられて来院するからです。私は先輩からそのように教わっていたし、親がそのように言っているから、私はずっとそうだと信じました。が、実情は少しは違いました。


 患者に訊くことで判明しました。6,7歳で開始する歯科医師が存在するからです。


6,7歳で矯正開始の患者を数百人抱えている大人も多く通う繁盛歯科医院が秋田県北部に存在します。そこに通院している親は、医院からの情報、子供を持つ親同士の会話、情報交換から子供の矯正は6,7歳に開始するものと思っています。実際数百人こどもの矯正患者がいるのですから、そういうものだと信じ切っています。これは仕方がない事です。


 ですから、通院しているその繁盛歯科医院で自分の息子、娘を6,7歳から矯正させるか、通院中のその医院は忙しそうだからもっと暇そうなところが良いということで、よつじ歯科医院へ相談に来るのです。


 当院へ親が6,7歳の子供の矯正をやる気で相談すると、私に『6,7歳で開始しても治療期間が長くて親も子供も飽きてしまうかもしれないでしょ。それに、抜歯が必要になるかもしれない、治療期間が長くて抜歯になるより、12歳頃に開始して並べても2年ぐらいで終わるからその方が良いでしょ。』と、言われます。


 言われた親のうち結構な割合で『この医院の医院長の言うことはおかしい。間違っている』と判断してその繁盛歯科医院へ戻り、そこで6,7歳から開始する人も結構いることが分かりました。


 その理由は、繁盛歯科医院の院長は『6,7歳から開始すると抜歯しないで終わる』と言っているからです。6,7歳から矯正を開始すると歯を抜かずに矯正できるという、この発言は間違っています。これは矯正の常識です。非抜歯で終わるのは多く見積もっても全体の2割程度です。


(その医院で抜歯しないで並べた可哀そうな患者さんの話です。他にも被害者いますよ。https://www.yotsujishika.com/blog/post_126.html


 よつじ歯科医院へ来なさいと言っているのではなく、ちゃんとやってくれるところへ行けばいいのに何で騙されに行くのか?


 この疑問に対する答えも見つかりました。

繁盛歯科医院から実に巧妙に親の心理は操られています。綺麗で最新設備完備、個室診療室の大規模経営の繁盛歯科医院に矯正患者が数百人患者がいたら、そこの方針を信じても不思議じゃないですよね。そこの医院長に『6,7歳で矯正を開始すると抜歯しないで並ぶ』と言われたらその通り信じますよね。信じない人はよっぽどのへそ曲がりです。


 私の想像をはるかに超えた割合の人が歯列矯正は6,7歳に開始するものと思っています。しかも、6,7歳で開始すれば歯を抜かずに並ぶと信じています。


 私の認識が甘かったです。思考が浅すぎました。それに輪をかけ、私の愚かさを気づかせた良い例があります。


 12歳の子供を持つある母親が、子供を連れて矯正の相談に来ました。よつじ歯科医院では『抜歯が必要です。』と言われました。

そこで、抜歯が嫌で例の繁盛歯科医院へ相談に行ったところ、

『抜歯しないで並べます』と言われました。

結局12歳の子供は、そこででたらめな矯正を受けました。非抜歯で無理やり並べたので猿のような口元もっこり飛び出して終わりました。


 よつじ歯科医院はユニット4台の弱小歯科医院です。例の繁盛歯科医院はユニットがよつじ歯科の倍、で綺麗で新しくて子供の矯正患者が数百人いたら、患者はどっちを信じます?私がいくら正しいことを言っても、歯列矯正の常識を言っても、何を言っても患者からすれば所詮ゴマメの歯ぎしりです。


 ですから当院のような中小零細企業は患者に何を、どの様に伝えたらよいのかを研究する必要があります。その為には、上記の様に院長自ら患者の行動、経済心理を研究する必要があります。


研究した上での結論は、当院の場合、ネット経由で情報を発信し、その情報に触れ当院に興味を持った患者さんの相談を受けることになります。













列矯正には以下のリスクを伴う場合があります。


歯列矯正をすることで虫歯、歯周病のリスクが高まります。歯根吸収、歯肉の裂開、歯肉の退縮、ブラックトライアングルの出現の可能性があります。
治療期間が予定より長引くことがあります。動的治療終了時の歯列は永久に保持されるものではなく、経年的に多少なりの変化があります。


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