SPで調べる マウスピース矯正に注意
SPの普及で患者さんが歯科治療を調べるようになった。というお話です。
先日矯正相談で来院された方のお話を伺いました。その方はブログの記事『インチキデタラメ矯正に注意』を見て『自分もこのようになる危険があるのだと知った』とおっしゃっていました。この患者さんは矯正治療を受ける歯科医院の候補を探していくうちに当院のHPを見つけたのでした。
また別の矯正相談にいらした患者さんはこう言ってました。『HPに症例を載せていないところが沢山あるのが不思議です。ある歯科医院に症例を見せてほしいとお願いしたところ、予約を取って下されば諸例をお見せします。と、言われました。そこの医院はHPには症例を載せられないことになっていると言っていました。』
HPの症例に関してその歯科医の発言には誤りがあるので、私は以下の解説を加えました。
「HPに症例を出す場合一定の条件を満たしていれば出しても法律に触れません。一定の条件とは治療の具体的な内容、治療期間、費用メリットデメリットを出すことです。」私が違法なことをやっていると誤解されたくないので本当のことを伝えました。当院のHPだけではなく実際に他院のHPには症例が出ているのでこの説明に患者さんは納得して下さりました。注目すべきは患者さん当院へたどり着くまでに、はかなりの数のHPを調べていたことです。
当院のスタッフの見解は?
当院のスタッフと以上の2件を題材に、当院のHPの運営会議をしたところ、スタッフから以下の意見が出ました。
『悪徳歯科医がどうせ患者は何も知らないと思って、だまそうとしても患者は騙されない時代になっている。』
『悪徳歯科医が、患者は素人だからわからないだろう、と思っていても、実は患者はSPで調べて判っている。今はそんな時代になっている。』
この発言をした当院のスタッフは、悪徳歯科医の餌食になった気の毒な患者を当院で多数目撃しています。犠牲者とは他院で非抜歯拡大矯正を小学校低学年から8年、人によってはそれ以上続け、その挙句出っ歯で終わっています。
犠牲者たちは秋田県北部でSPの普及率が低い15年ほど前に、口コミで秋田県北部にある非抜歯拡大矯正をする問題の歯科医院へ集まったのでした。
そのスタッフを含め複数の当院スタッフが、マウスピース矯正に関し、以下の見解を述べています。
『非抜歯拡大でトラブル連発の悪徳歯科医は減った矯正患者を補充するためにマウスピース矯正を始めた』
『悪徳歯科医院でマウスピース矯正を小学校低学年に勧めるのは、乳歯が抜けてマウスピースの作り直しがあるからだ。作り直しで
儲けを狙っている』
マウスピース矯正を始めようとしている方は注意してくださいね。、spで調べると私以外にもマウスピース矯正に注意と警告している先生は沢山います。沢山のマウスピース矯正への警戒がネット上に存在します。ですから、安易にマススピース矯正を始めないでくださいね。くれぐれも歯科医院選びには慎重になってくださいね。
怒った赤ちゃん
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