歯列矯正に失敗、いつになったら終わる?セカンドオピニオン症例、能代市、北秋田市、秋田市、大館市|ブログ|患者さんに寄り添ったインプラント治療なら能代にあるよつじ歯科・インプラント矯正歯科クリニック

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歯列矯正に失敗、いつになったら終わる?セカンドオピニオン症例、能代市、北秋田市、秋田市、大館市

 気の毒な症例がやってきました。ある歯科医院で21歳代前半から矯正を始めて5年経過の症例です。今年5月に6年目に突入となります。

患者は不安になりました。
「治療期間が長すぎないか?このままでは一体いつになったら終わるのか?職場の同僚が自分より遅く始めたのに自分より先に終わっているのを見て、いつになったら終わるのか?」と、不安になって当院へセカンドオピニオンを求めて来院しました。

 患者さんのお口の状態と横顔を拝見したところ、矯正臨床の経験が大変少ない先生が治療されたとお見受けしました。下顎は左右5番抜歯が適切な抜歯です。が、この症例では4番を抜歯してあります。下顎両側4番に虫歯があったとか、抜髄してあったのなら4番抜歯も仕方がありませんが、患者さんは大変キレイに歯磨きしています。その仮説には破棄されます。

 特に、下顎の左側6番が舌側転位しているのに何故に下顎左側5番を抜歯しなかったのか不思議です???????リンガルアーチ使ってもアンカースクリュー使ってもどのようにしても起こせるのに、下顎右側6番を舌側傾斜させたまま、何故、下顎の抜歯空隙閉鎖したのか????
 更に現時点では、上顎前突(出っ歯)になっています。犬歯、大臼歯とっもにⅡ級の咬合関係です。これも疑問です。??????
上顎左右中切歯の切縁が合っていないのは何故???もうすぐ6年なのに何故合わせないか?????もうすぐ6年経過なのに何故Ⅱ級の咬合関係なのか?????

 途中10か月通院しない期間があったそうですが、その期間をさしひきしても5年でこれだけは長すぎます。普通は20歳代前半で始めたら2年と数か月で終了しています。なにか事情があり治療期間が長くなっても、3年以内に終了しています。
 以上の通り相談者の治療経過と口腔内と顔貌の現状を確認し(セファロ分析は後ほど)、それらを合わせて考察すると、以下の結論が出ます。
この症例を治療した歯科医は矯正の勉強をしたことのない方である。

歯列矯正に失敗、いつになったら終わる?セカンドオピニオン症例、能代市、北秋田市、秋田市、大館市

 この症例のような相談が2年ほど前から増えています。

歯列矯正をしようとお考えの方は是非とも医院選びには慎重になってください。当院に来てくれとは言いません。ちゃんとやってくれるところを探して下さいませ。

 以下は矯正歯科医院選びの解説のリンクです。
既に他院で矯正を始めているが、不安、疑問があるという方は当院へ相談くださいませ。当院が力になれるかもしれません。

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