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ガミースマイルの治し方,能代市、大館市、北秋田市、秋田市

この写真はガミースマイルを歯列矯正によって治した方です。この症例の詳しい解説はこちらです。

ガミースマイルの治し方以下の3つあります。
①,ボトックス療法
②,歯列矯正
③,スマイルトレーニング

①、ボトックス療法、(ボトックスを用い笑筋を委縮させる。)
笑った時に上唇を上に引き上げる筋肉である笑筋にボトックス注射をすることで笑筋の動きを抑制します。こうすることで笑った時に上唇が挙上せず歯茎が見えなくなります。ボトックスの効果が半年ほどであるのでまたボトックス注射が必要になります。繰り返しボトックス注射が必要になるので、トータルの金額は相当なものになります。またボトックス注射を繰り返しすることで耐性ができて効きにくくなる危険もあります。

②、歯列矯正
歯茎が見える方は上顎前突、上下顎前突の方が大多数です。ですから、通常の歯列矯正をするだけで、前歯を引っ込めるだけでもかなり改善されます。
ですがどの程度まで歯茎が見えてよいのか?全く見えないのが良いのか?その基準はどこにするか、以下の様になります。

 通常、矯正専門医のところを受診すると、笑った時に上顎前歯部の歯茎が1.6mmみえるのが理想と言われます。その基準は誰がどんな根拠で決めたのか本当に不思議な基準なのですが、これはある程度妥当な基準であると言えます。
加齢とともに体がたるむと同時に、中年期以降上唇が下がります。歯茎が見えなくなってくるのです。歯茎が見えなくなるだけでなく上顎前歯も下がった上唇に隠れて見える部分が減ります。上顎前歯が見えないのも老人の特徴です。ですから、わずかに見える歯茎は良しと考えるのが良いでしょう。加齢とともに見えなくなるからです。

 通常の矯正治療だけではガミースマイルが大きく改善しない方、更に見えないまで改善したい方がいます。
その場合もう一歩踏み込んで治療します。上顎の歯列全体を上に挙げます。(歯根の根尖方向へ歯を押し込む)こうすることで、歯茎がより見えなくなります。
 それでも足りない方は①、③のどれかを組み合わせます。
以下は③の解説です。
ガミーフェイス改善のためのスマイルトレーニング

スマイルトレーニングはMFTの一環で行われます。歯列矯正だけではガミースマイルの改善が不足する場合のトレーニングですから、口角を真横に引く笑い方の習得が目標となります。
上の前歯が上唇に隠れて全く見えないといった方、例えば高齢でインプラントを希望している患者さんの中には上顎前歯のインプラントを行った際、上顎前歯が全く見えない場合も想定されます。加齢により筋力が衰えて笑筋が委縮している場合です。その場合、必要あれば上唇が上がるトレーニングを行います。

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