矯正症例81 上下顎前突 裏側矯正 舌側矯正 能代市 北秋田市 大館市 秋田市
診断:上下顎前突、叢生 治療開始年齢28歳、治療期間2年8か月、44回 抜歯部位:上下左右4番、上下左右8番 治療費総額143万円(税込み)
歯並びがすっきりとしました。横顔もすっきりとしました。
今回の患者さんは、当院へ歯列矯正の相談をされる前に、別の歯科院で相談されています。そこでは『インビザラインなら歯を抜かないで並ぶよ。』と言われています。患者さんはその返答に疑問を抱き、ご自分で色々調べました。調べた結果、そんな筈はないと確信を持って当院を受診しています。
これから歯列矯正をしようとお考えの方には,是非この患者さんと同じようにご自分の歯並びに関し調べて考えて欲しいです。
この症例を非抜歯で行った場合口元が以前に増して前に出ます。更に臼歯が外側を向いてうまく噛まないで、きっと本人も治療結果に疑問を持ったはずです。
非抜歯拡大で治せるのは矯正患者全体の5%前後しかありません。ご自分の歯並びは本当に抜かないで大丈夫か?よく考えてください。本来なら歯を抜かなければいけない症例を抜かずに並べるには、凸凹を取り除くたっめに横と前に広げることになります。ですが広げられる量は僅かです。
YouTubeに出ている症例の中には無理やり拡大してあり術後の後戻り必至なものが散見されます。
歯列矯正には以下のリスクを伴う場合があります。
歯列矯正をすることで虫歯、歯周病のリスクが高まります。歯根吸収、歯肉の裂開、歯肉の退縮、ブラックトライアングルの出現の可能性があります。
治療期間が予定より長引くことがあります。動的治療終了時の歯列は永久に保持されるものではなく、経年的に多少なりの変化があります。
装置を除去する際に、補綴物の破損、エナメル質に微小なヒビが入る場合があります。
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